シルバーで手作りの指輪がつくれちゃう!

2024/10/14 未分類

シルバーリングコースとはどんなコース?

ついぶ柏工房では指輪のご制作をしていただくにあたり

「シルバー950」「K18イエローゴールド」「K18ピンクゴールド」「K18ホワイトゴールド」「プラチナ900」

をご用意しております。

この5種類の素材の中でも手の出しやすいお値段でペアリングやプレゼントリングをご制作いただく方に人気なのが「シルバー950」を使ったシルバーリングコースです。

シルバーリングコースは約2mm幅から約7mm幅の中からお好きな幅を選んでいただき、指輪の形のタイプや表面のテクスチャーを決めて約2時間で指輪を作っていただくコースになっています。

指輪のタイプは「甲丸タイプ」「平打タイプ」から選んでいただけるのですが、「甲丸タイプ」は指輪の角を落として丸く仕上げ、着け心地をより良くした指輪の形になっています。着けることで柔らかい印象になり、人気のある形なので市販品にも多く存在します。

下の画像が甲丸タイプで表面を鏡面仕上げにしている指輪です。

「平打タイプ」は側面を平らに出し、角を作り表面も平らにすることでシャープな印象になり、男性の方に特に人気がある形です。市販品には甲丸タイプと比べるとあまり流通していないため、市販品ではなかなか手に入りづらいお好みの指輪をご自身で作っていただたくことができます。

下の画像は平打タイプで表面を鏡面仕上げにしている指輪です。

そして、上記二種類の指輪のタイプにお客様ご自身で金鎚を使って表面に模様を付けていただくことができます。このデザインを「鎚目」といい、金鎚を使ってひとつひとつの模様を指輪に打ち込んでいただくので世界でひとつだけ、自分ならではのデザインに仕上がります。

甲丸タイプに鎚目をつけていくと表面の端のほうには模様が入りきらないので鏡面と鎚目のコントラストがきれいに見えてくれます。また、平打タイプに鎚目をつけていくと表面全体に模様が入ってくれるのでまとまりのあるデザインになってくれます。

鎚目のデザインも金鎚を指輪に打ち込んでいくときの力加減で模様の雰囲気が変わっていきます。

弱めの力で打ち込めば細かい模様がたくさんつくので繊細な印象になってくれますし、強めの力で打ち込めば大柄な模様がつき、ミラーボールのようなきらきらとした華やかな印象になってくれます。

下の画像は平打タイプに鎚目のデザインがついた指輪です。

下の画像は甲丸タイプに鎚目のデザインがついた指輪です。

体験時には実際のサンプルをご覧いただいてご制作していただくことができますので是非お好みのデザインを探してみてくださいね!

シルバー950とはなんだろう?

ついぶ柏工房では「シルバー950」という素材を使ってお客様に指輪を作っていただいています。

シルバー950の「950」とはどのような意味なのかご説明していきます。

よくアクセサリーで使われているシルバーで「シルバー925」という金属があります。シルバー925とシルバー950の違いはシルバー以外に入っている金属(割金といいます。)の比率を表しています。

なので、シルバー950はシルバーが95パーセント入った金属、シルバー925はシルバーが92.5パーセント入った金属だとわかります。

この金属の含有比率の違いで何が変わるのか、それは金属の硬度です。

シルバーの含有率が多いほど柔らかくなるので純銀でアクセサリーを作ろうとなると難易度が増します。なのである程度のその他の金属を混ぜることによって硬くして金属加工をしやすくしています。

わずかな違いですが金属のツヤの出方も違います。

シルバーは金属の中でもツヤの出やすい金属とされ、磨くととてもきれいに光ってくれます✨

シルバーの割合が高いほどツヤも出やすくなるのです。

しかしながら、シルバーは硫化してしまうので硫黄の成分によって黒く変色しツヤもなくなることがあります。

なので温泉に浸かる際、または温泉街に行く際(蒸気に触れるだけでも少しずつ黒くなります。)には要注意です。体質によっては着けてるだけでも黒くなってしまう方もいらっしゃいます。

この硫化は表面に黒い膜が張っている状態なので金属を専用の研磨剤で磨いてあげるか、還元反応を起こさせることで直すことができます。

また、指輪の表面の汚れ(お化粧品やハンドクリーム、汗や皮脂)が酸化して黒ずんで見えることもございます。この汚れを放置していくことで汚れと金属が化学反応し、金属自体の色が変わってしまうこともありますので、日頃から使った後は柔らかい布で拭いてあげるときれいな指輪が長持ちしてくれるんですよ。

硫化反応は悪いだけかと思いきや硫化反応を逆にデザインにする、というのも実は人気があります。

ついぶ柏工房にはシルバーの硫化反応を逆手にとってあえてシルバーの表面を硫黄成分の入った液体で拭くことで表面を黒くするデザインをつけることができます。加工名を「いぶし」と言い、シルバーアクセサリーが好きな方からとても評判の良い加工となっております。

好みでいぶしをつける場所とつけない場所を選んでいただけるのでツヤの部分といぶしの黒い部分のコントラストが楽しめるんです。

いぶし加工を施した指輪の写真を載せておりますので是非ご覧くださいませ!

色もしっかりと黒く出てくれていてかっこいい印象になりますよね。

金鎚で模様をつけていただいた指輪にいぶし加工をしてあげると上のような仕上がりになってくれます。

シルバーリングのみの加工にはなってしまいますが気になった方はぜひスタッフまでお気軽にお問い合わせくださいませ!お待ちしております😊

シルバーって金属アレルギーが出やすいの?

アクセサリーを着けるにあたり、気になるのがアレルギーですよね。

金属アレルギーになりやすい、なりにくいなどがありますが、金属アレルギー反応が出るかは個人差があります。

アクセサリーを着けたときに金属アレルギー反応が出たことがあるけどどの金属で反応したのかがわからない、、という方にはパッチテストをお勧めします。病院で診てもらうことでアレルギー反応が起きる金属がわかり、金属アレルギー反応が起きない金属を選んで自分に合ったアクセサリーを着けることができるので気になる方はパッチテストを受けてみてくださいね。

シルバーリングコースのおすすめポイント

指輪を作る!となるとペアリングや結婚指輪、婚約指輪をイメージする方がいらっしゃいますが、実はそんなことないんです。

おひとりでご来店されてご自身の指輪を作る方もいらっしゃいますし、お友達同士のグループでご来店されてみんなでおそろいの指輪を作っていかれる方たちも結構たくさんいらっしゃるんですよ。

おひとりさまやグループでご来店の方々にお手ごろな価格で人気なのがシルバーリングコースです。

二時間でツヤツヤの指輪を作って文字を入れてご制作当日に持ち帰っていただけちゃうので旅行中の方や、当日どうしても欲しい!という方にもお勧めです。

また、おひとりでご来店されて二本作る方もいらっしゃいます。一本は自分用でもう一本はお相手の方へサプライズプレゼントなんてこともできちゃいます🎁

クリスマスやバレンタイン、ホワイトデー、記念日などの特別な日に手作りで指輪をつくるなんてロマンチックですね✨

作った指輪に追加で加工を入れることもできます。

誕生石を入れたり、手書きのイラストを入れたり、、などお客様のご要望に合わせて追加で加工を承ることもできますので気になる加工などございましたらお気軽にスタッフまでお声がけくださいませ。

※加工によってはお値段をいただくものや、お預かりの期間をいただくものがございますのでご留意ください。

今回のブログではシルバーリングコースのあれこれをご説明させていただきました。

この機会にシルバーのことやシルバーリングコースについて知っていただき、興味を持っていただけたら幸いです。

皆様のご予約を心よりお待ちしております😊

ついぶ柏工房