重ねて浮かぶイラスト。表面にカラーダイヤが輝くプラチナの手作り結婚指輪

2026/05/13 │##お客様の声##│##結婚指輪##

今回から、手作り結婚指輪や婚約指輪を制作されたお客様にご協力いただき、工房日誌にてご紹介する「お客様の声」を、定期的に掲載してまいります。

その第1回目の掲載が、こちらの日誌です。

お客様には、これから手作り結婚指輪や婚約指輪をご検討されている方の参考になればとの思いで、快くご協力いただいております。

制作時の楽しいご様子やご感想、完成した指輪の写真をご紹介いたしますので、ぜひ最後までご覧ください*

まずは、制作風景とともに、このデザインを選ばれた理由などをご紹介いたします。

今回ご紹介するのは、シンプルリングコースでプラチナの結婚指輪をご制作され、手書き印字と石留めのオプション加工を追加されたお客様です。

一生使うものなので2人の思い出にしたいと結婚指輪を手作りすることを決めていたお二人は、制作日の約2カ月前にもお見積りとご相談のためご来店くださいました。

手書き印字とご相談時にサンプルを見て、石留め加工を選ばれており、当日は印字デザインを手がけられた奥様の妹様もご一緒に来店されました。

その場でデザインの修正を行っていただいたり、お二人がご持参いただいたのカメラで撮影されたりと、お二人をサポートされていました。

妹様のデザインしたイラストがとても可愛いので、最後にご紹介する完成した指輪の写真をぜひご覧ください。

それでは、ご制作の風景をご紹介いたします。


◆作業スタート!

まずは、ご制作前にパシャリ📸

ご持参いただいた花冠とついぶ工房オリジナルのエプロンを着けて作業開始です!

お二人はプラチナ(Pt900)、甲丸型、約2mm幅をお選びいただきました。

まずは材料を柔かくする「なまし」の作業をしていただきました。

ガスバーナーで金属を熱していき赤くなったら急冷いたします。これにより、材料が柔らかく作業がしやすくなります。


◆棒状の材料の端と端を合わせる作業

なましの作業ができたら材料を曲げる作業です。

曲げる作業は、丸くすることではなく、材料の端と端を合わせるのを目指していただきます。

この作業は、力強さが必要ですが、力をかける方向などコツが必要な作業です。

できているかどうかを二人で見せ合いながら、大変な作業も楽しんでいました。

材料の端が合わさったら、次の作業に進みます。


◆合わせた部分を溶接する作業

次の作業は合わせていただいた所を溶接する「ロウ付け」という作業をやっていただきます。

「ロウ付け」は、ガスバーナーを使ってロウ材という溶接する用の材料を溶かして隙間を埋める作業をします。

おふたりが選ばれたプラチナ(Pt900)は、融点が約1,700℃〜1,769℃と非常に高く、写真のような赤く光るぐらいの状態になっても溶けない、とても丈夫な材料です。

全体的に楽しんで作業をしていたおふたりが、特に興味を持っていただいた作業で、ロウ材が溶ける様子や道具など初めて見るものが多く、写真や動画を撮っていただきながら作業していました。

ロウ付け作業ができたら、形を整える作業です。


◆指輪をトントンと叩いて丸い形に

次は、指輪を叩いて丸くしていただく作業です。

金属でできた芯金棒と木槌を使って指輪を綺麗な丸い形になっていくのと同時に、しっかりと叩くことで指輪の強度も高まり、より丈夫な指輪になります。

トントン、カンカンと叩くとだんだん指輪と芯金棒の間にあった隙間がなくなっていきます。

この作業は形が変化する楽しさもあり、1番人気な作業です。

全部隙間がなくなったら綺麗な丸い形ができます!

丸いきれいな形になった指輪を持っていただき記念にパシャリ📸

丸くなった指輪は、内側の角を削るために一度お預かりします。

角を取ったら、着けてサイズの確認をしていただきます。

この時に、サイズを大きくしたり、小さくしたりと微調整が可能です。

◆表面と内側をしっかり磨いてピカピカに

サイズがあったら、次は表面と内側を磨く作業です。

表面はスポンジヤスリという道具を使って、曲げたり叩いたりしたときについた傷を磨いて無くします。

おふたりは甲丸型という表面が丸い形をお選びいただきましたので、指輪を傾けたり動かしながら磨き綺麗な形にしていただきます。

2種類の粗さのヤスリを使って表面にツヤが出たら◎

次に内側を磨いていただきます。

内側を磨く作業は、紙ヤスリ、ヘラという道具を使って磨いていただきます。

内側は着け心地にも影響するので大切な作業です。

奥様はヘラを使う作業が苦手でしたが、お互いに確認しながら一生懸命磨いていただき綺麗になりました!

表面と内側が綺麗にできましたら、仕上げの作業をします。

仕上げは、研磨剤がついた布で指輪全体を磨いていただく作業です。

研磨剤には細かい粒子が入っているので、しっかり磨くことでさらに傷がなくなります。

磨いていくうちに少しずつツヤが出てくるので、変化を楽しみながら、これまで磨いてきた成果を感じられる工程です。

最後に、コットンを使って研磨剤を拭き取ったら完成!

ご制作お疲れ様でした!指輪を着けていただき記念撮影*

プラチナの綺麗な結婚指輪ができました。

ここからお預かりをして、職人がお二人の作られた指輪に石留め加工と妹様が描いたデータを刻印し完成となります。

K . H様

楽しくとても良い満足のいく指輪ができました。ありがとうございました!

K . Y様

ずっと声掛けて下さりながら沢山サポート頂き、楽しく作ることが出来ました。

指輪の表面には、グリ留めという留め方で旦那様はブルーダイヤモンド、奥様はピンクダイヤモンドを入れました。

奥様が淡い色味が好きなのと、一生に一度の指輪なので高価で特別なものにしたいと、ピンクダイヤモンドとブルーダイヤモンドを選ばれました。

特にピンクダイヤモンドは、取れる数が少なくとても希少な宝石です。

プラチナとダイヤモンドの輝きが綺麗な指輪になりました。

また、内側には奥様の妹様が描いたイラストとお二人の名前を入れました。

重なると完成するリースと動物のイラストがとても可愛いですね。

こんなかわいいイラストが入っていると、ずっと着けているのではなく、頻繁に外して内側を見たくなります*

表面も内側もこだわりが詰まった特別な結婚指輪が完成しましたね。

この度はご来店誠にありがとうございました。

作られたご結婚指輪と共に、お二人がこれからも末永く幸せでありますように。